オンボロの廃屋系空き家を欲しがる人はいる?実はこんな人々が!

当サイトを見ている方の多くは、一戸建て区分マンションに限らず、空き家の処分方法(活用方法、売却方法)に困り果てている方が多いはずです。

特に一戸建て空き家のオーナーさんからは、「賃貸に出すにしても現状ボロ屋敷だから借り手がつかなかった」「売却するにしてもお化け屋敷状態なので不動産業者から嫌がられた」というご経験をされた方も多いようです。

さて、ここで1つ疑問なのですが「ボロボロの廃屋状態の空き家」を購入したい人などは世の中に存在するのでしょうか?

実は案外、廃屋系のボロ空き家を探している人たちは沢山存在するのです。

全く買い手がつかない空き家の救世主になり得る、そんな人たちについて今回はご紹介してみようと思います。




見込み客…ボロ戸建、空き家専門の個人不動産投資家

ストレートに回答から言うと、ボロ廃屋や戸建の空き家を専門とする個人不動産投資家の方々が、世の中には多数存在しています。

そういった方々は戸建空き家物件が売れなくて困っているあなたにとって、多いなる救世主(見込み客)になってくれる可能性が非常に高いです。

ボロ空き家物件、廃墟物件をターゲットにした個人不動産投資家向け書籍が人気

上記画像を見るとわかるように、実際に多くの個人不動産投資家向けに「空き家投資」「ボロ廃墟投資」をテーマにした書籍が刊行されており、それぞれ非常に大きな人気を博しています。

これら書籍の多くでは、銀行融資を受けたくない、もしくは受けられないのでまずは現金で格安の空き家・廃墟戸建物件の購入から投資は始めましょうというロジックになっています。

スルガ銀行、西京銀行等による不正融資問題が「戸建を現金購入する投資家を増やす」可能性大

画像引用:https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_782527?ptadid=

一般的に不動産融資というと、銀行から億単位の借金をしてアパートやマンションの1棟買いから始めるのがセオリーでした。

ところが皆さんもご存じの通り、「かぼちゃの馬車事件」を皮切りにサラリーマン大家さん志望者を対象にした不動産不正融資が、スルガ銀行や西京銀行を中心とした多くの地銀で発覚して金融庁はおかんむり。

スルガ銀行にいたっては金融庁より一部業務停止命令を受けてしまい、他金融機関も「右に倣え」とばかりに、個人投資家への不動産融資マネーが完全にストップするに至りました。

しばらくの間はよっぽど属性の良い人でないと融資を受けて不動産購入ができないか、現金一括(もしくは多額の頭金支払い)で購入するしか方法がない状況がつづくでしょう。

そこで、マンション・アパートの一棟買いと比較すると、圧倒的に格安で飼える戸建物件、その中でもさらに割安感の強い空き家物件や廃屋物件に注目があつまるに至りました。

激安料金なのはいたしかたなし

しかしながら、ここで1つポイントとなることがあります。
こういった空き家、廃屋系戸建不動産投資を考えている方は「圧倒的に安い価格で戸建物件を購入したい」と共通して考えていることです。

ボロボロの廃屋でも激安料金で仕上げ、自分でリフォームを試みることで物件再生、客づけにつなげていくという戦略をとっています。

したがって、空き家購入を考えている個人不動産投資家が沢山存在するからと言って、あなたが売りたい価格で物件がそのまま売却できるということはほぼないでしょう。

少なくとも、路線価より安い価格(=古い建物は0円評価で土地だけで評価した価格。しかも相場より安い価格)でないと、交渉のテーブルに乗ってもらうのは難しいでしょう。

どうしても高く売りたい!と考えている人には難しい売却先といえます。

空き家不動産トピックス|路線価とは何か?
不動産は「一物五価」と言い、一つのものに対して五つの価格があるという不思議な品物です。不動産には定価と言うものが無く、その値段は売主...

長期間保有すればするほど損をするのが負動産。だったら1日も早く手放して心も懐も快適に。

しかし逆に言えば、路線価より安い価格で売り出す決心させつけば、かなりの確率で購入者が現れてくる可能性があるわけです。

「安く売るのは納得できないなあ…」

と考える気持ちもわかり案すが、不動産(特に「負動産」)はただ所有しているだけで日々あなたの資産を食いつぶしていきます。

  • 固定資産税、都市計画税を支払わなければいけない。
  • 土地の相場は下がることがあっても上がることはない。
  • 無人の非管理住居はどんどん劣化していく。
  • 空き家管理費用もばかにならない。
  • 不法侵入や放火等、空き家のことが心配でならない。

だったら、1日でも早く手放してしまい、経済的負担と心理的負担を一気に解消してしまうというのは決して悪い方法ではありません。

世の中には「ただでいいから空き家と土地を貰ってくれ」と考えている人が山ほどいるのですから・・・。

尚、壁や屋根に穴が開いているような極端な廃墟物件だとしても、物件価格200万円以下の設定にした場合、先の個人投資家が争うようにして次から次へと買いあさっていく現状があります。

そのかわり現金決済が基本

空き家狙いの不動産投資家達は、安い値段で指値してくるかわりに全額現金決済がほとんどです。

これはオーナー側にとっては売却に必要な期間や作業が大きく短縮縮小されますので非常に助かりますし、不動産会社にとっても「融資ながれ」などのリスクが小さいので、有り難い話です。

ボロ空き家を探している個人不動産投資家達はどこにいる?

ほとんどの個人不動産投資家達は、不動産会社もしくはウェブサイト経由で投資先物件をリサーチしています。従って、空き家オーナーとしては下記3つの方法で個人投資家達にリーチをするべきです。

  1. 売買仲介を得意とする不動産会社に頼む
  2. 個人不動産投資家に直接リーチする(ブログ、SNS)
  3. 投資用不動産紹介サイトへの掲載をする

仲介依頼や投資用不動産紹介サイトへの掲載は、単純に誠実な不動産会社をさがして依頼をすればよいだけです(当サイト他記事で紹介しているこれまでの方法と変わりません)。

空き家を高く売るための良心的不動産会社の選び方(不動産一括査定サイト一覧比較付)
あなたの(空き家)不動産の最高額売価を即座に知る方法が1つだけあります。 空き家不動産に限らず、土地、一戸建て、マンションなどの不動産...

2番の「個人投資家へ直接リーチ」という方法は、ブログやSNSで戸建投資を行っている個人投資家は多数見つかりますので、直接連絡をいれて物件購入を持ちかけるという方法になります。

この場合は不動産会社に支払う仲介手数料も不要となります。

個人不動産投資家が買いたがる空き家物件の特徴

では、こういった空き家、廃墟系戸建物件を探している個人投資家はどのような物件をさがしているのでしょうか。

大まかには下記のような条件を満たすことで売却可能性が出てきます。

  • 路線価より安い価格で販売されている物件
  • 客付けが可能なエリアに存在する物件(極端な過疎地等は難しい)
  • 隣近所に危険人物(反社含む)が住んでいない
  • 内装外装がボロくても躯体にガタ(建物が傾く等)が来ていない物件

上記の条件さえ満たしていれば、(価格次第で)どんな物件でも案外あっという間に買い付けがされることになるでしょう。

再建築不可物件、既存不適格、借地権などは全く関係ありません。
その分安くすれば全然売却が可能です。

既存不適格とは?再建築不可物件に どうすればいい?違法建築との違いは?
既存不適格という言葉を聞いたことがありますか? 普段生活をしているとあまり一般的に耳にしない言葉ですが、耐震基準等が満たせないこと...
対処に困る再建築不可物件とは?相場と活用を考察
実家を相続したら、再建築不可物件と判明しました。 トホホ・・な状況に陥りますが、このまま空き家で放置しても状況は悪化するだけです。...

まとめ – 必ず土地の相場を事前チェックする事

以上、空き家や廃墟系戸建てを狙っている個人不動産投資家の考え方についてご説明をさせて頂きました。

ここで再度肝要なポイントについておさらいしますが、とにかく彼らは低価格の戸建物件を探すことに血眼になっています。

そのためにはまずご自身が所有されている空き家物件の相場(路線価調査、不動産売買サイトなどで同じエリアの似たような物件を調査)をきちんと調べておくこと、その上で、相場より安い価格を「あえて」設定することが重要となってきます。

The following two tabs change content below.
空き家隊長

空き家隊長

実家の相続をきっかけに空き家問題に直面。すったもんだの末に何とか売り抜ける。その際に経験したこと、様々な外部のプロに教えて頂いた空き家問題、土地活用問題について記事にしていきます。
スポンサーリンク

土地・家・マンションの無料一括査定サイト40社